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タイで新たに4種類の新型コロナワクチンを開発中【2023年までに完成予定】

タイ ワクチン

タイは現在、新たに4種類の新型コロナワクチンを開発中で、来年(2023年)には一般に使用できるようになる可能性があるとの事。Nation Thailandの報道によると、CCSAは昨日の会合で、各ワクチンの進捗状況について説明を受けた。

 

開発中の新型コロナワクチン詳細

チュラロンコン大学のチームが開発しているChula-Cov19は、mRNAワクチンで、タイ政府から27億バーツ以上の資金援助を受けている。現在、第2相試験中ですが、自然免疫や他のワクチンを2回接種した場合と比較して、免疫力が2.5倍高いことが報告されています。研究者たちは、2023年8月に第3相試験を開始する予定です。

一方、2つ目の不活化ワクチンHXP-GPOVacは、Government Pharmacy Organisationによって開発されており、4億3450万バーツ以上の政府資金を獲得しています。現在、第2相試験を実施中で、18歳から75歳までのボランティア250人が参加しています。HXP-GPOVacは安全性が確認され、良好な免疫力が得られることが分かっています。第3相試験は、来年の第3四半期に開始される予定です。

3つ目のワクチンは、タバコの葉のタンパク質サブユニットから開発されており、政府から15億バーツ近い資金援助を受けています。Baiya SARS-CoV-2 Vaxは、18歳から60歳までのボランティア48人を対象とした第1相試験を終了しています。この試験で安全性が確認されたが、チュラロンコン大学の研究者は、生成された免疫のレベルは満足のいくものではないとしている。現在、免疫力を高めるための第2弾の開発を進めている。バイエルSARS-CoV-2ワクチンが成功すれば、来年の第3四半期か第4四半期に登録され、アジアで最初の植物性ワクチンとなる可能性があるとの事。

4つ目のワクチンは、ジェットインジェクターで投与するDNAワクチンです。これは、細い液流で皮膚を貫通させ、ワクチンを投与することで、針の代わりとなる装置です。コビジェンのワクチンは、政府から6億5千万バーツの資金援助を受けており、現在も第1相と第2相の試験が行われています。成功すれば来年には登録される見込みで、注射針で投与しない最初のワクチンとなる。

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