2,000人以上の地元の人々が新型コロナの治療費を求め殺到
バンコクのSuan Lum Night Bazaar Ratchdapisekに2000人以上のタイ人が新型コロナ対応保険からの保険金を請求するために列を作った。タイ保険委員会のオフィスは、スアンルムナイトバザールに隣接している。行列の先頭に立つために、建物の前で1日寝泊まりしていた人もいた。
この保険は、500バーツからという手ごろな価格で提供され、タイ人の間で大変な人気だった。パンデミックの初期、昨年半ばやオミクロンのような急激な流行がなかった時期には、ほとんどの保険会社がこの保険を提供していた。
感染者数が増えてからは、多くの保険会社が、増加する感染者数や入院者数をカバーできなくなった。すぐに新型コロナ保険の販売中止を発表した会社もあれば、保険金支払いのために契約し、倒産して廃業に追い込まれた会社もあった。
Southeast InsuranceとThai Insuranceはそのうちの2社で、経営難に陥っている。これらの会社の営業許可は今年4月1日に保険委員会によって取り消され、今後はIOCが補償や未払いの保険金請求の責任を負うことになる。
昨日は、この2社から “found-paid-done “のCovid保険を購入した地元の人々が保険金を請求するための書類を提出するために、委員会が開かれた最初の日であった。タイのメディアは、バンコク以外の地方から来た人の中には、列の先頭に立つために1日中建物の近くで寝ていた人もいたと報じている。
ある男性は、2月に新型コロナウイルスに感染したが、約束の15万バーツを請求するために保険会社に連絡を試みても、連絡が取れなかったとタイ・メディアに語った。保険契約は4月19日に切れるので、できるだけ早く書類を提出したかったのだそうだ。
「PCR検査、交通費、書類作成などで大損した。保険料はすぐに現金で払ったのに、どうしてもらえるはずのものがもらえないんだ」と。
タイのメディアによると、IOCと一般保険基金は、両保険会社の顧客に対し、風雨の中、外で待つのを避けるため、オンラインで順番を確保するよう勧めた。オンラインでの順番は6月まで、ウォークインの列は4月29日まで満席であった。