【2026年11月更新】
タイのDTVビザは、2026年8月31日から犯罪経歴証明書(無犯罪証明書)の提出が必須になりました。日本で取得する場合は、住民登録地の都道府県警察本部で、ご本人が申請します。
このページでは、犯罪経歴証明書がどのような書類か、どこでどう取得するのか、交付までの期間と注意点を、DTVビザの申請代行を行うISJ(ロングステイタイランド)が実際の申請で確認している内容をもとに整理します。
- DTVビザでは、2026年8月31日から全申請者に必須です(14歳未満の方は申請できません)
- 申請先は住民登録地の都道府県警察本部だけです。警察署・交番では取り扱っていません
- 申請時に指紋を採取するため、ご本人が窓口へ行く必要があります(代理申請不可)
- 交付までは約1〜2週間が目安です。受け取りにもう一度出向きます(郵送不可)
- 5か国語併記のため翻訳は不要。DTVの申請には発行から3か月以内のものを使います
タイのDTVビザに犯罪経歴証明書(無犯罪証明書)は必要ですか?
必要です。2026年8月31日以降にDTVビザを申請するすべての方に、犯罪経歴証明書の提出が求められます。ワーケーション枠(就業者・法人代表者・個人事業主)、ソフトパワー枠、家族帯同枠のどれで申請する場合も同じです。
eVisa(タイの電子ビザ申請システム)の書類提出画面に必須の項目として追加されたため、申請先の大使館・総領事館を問わず共通です。なお、犯罪経歴証明書は14歳未満の方は申請できません。DTVビザの制度全体はタイDTVビザ完全ガイドで解説しています。
8月31日の改正では、犯罪経歴証明書のほかに「申請する国での永住資格の証明」も変わりました。改正の全体像はDTVビザ 2026年8月31日の改正で変わったことで解説しています。
犯罪経歴証明書(無犯罪証明書)とはどのような書類ですか?
犯罪経歴証明書(無犯罪証明書)は、都道府県警察本部が発行する、犯罪歴の有無を証明する公的書類です。日本で発行されるものは日本語・英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語の5か国語が併記されているため、別途の英訳は必要ありません。窓口で「英文のものを」と伝える必要もありません。
警察が発行する、犯罪歴がないことを証明する書類です。「無犯罪証明書」「警察証明書」と呼ばれることもあります。住民登録地の都道府県警察本部でのみ申請でき、警察署や交番では取り扱っていません。指紋を採取するため、ご本人以外は申請できません。
証明書は封をした状態で交付されます。提出先に届く前に開封したものは無効とされていますが、これは手渡しで提出する場合を想定したものです。eVisaの場合は審査する側が中身を確認する必要があるため、そのまま封を開けてスキャンし、PDF(3MB以下)にして提出します。公印確認やアポスティーユといった認証も不要です。原本はご本人が保管してください。
犯罪経歴証明書はどこで、どうやって取得しますか?
住民登録地の都道府県警察本部へ、ご本人が申請します。以前は外務省を通じて取り次いでもらう方法が案内されていましたが、現在は警察本部へ直接申請できます。流れは次の4段階です。
住民登録地の都道府県警察本部へ連絡し、受付の方法や持参するものを確認します。受付時間や予約の要否は県警によって異なります。
窓口で申請し、指紋を採取します。ご本人のみの手続きで、代理での申請はできません。
交付までの目安は約1〜2週間です。日数は都道府県によって異なり、2週間ほどかかった方もいます。
郵送では受け取れないため、もう一度窓口へ出向きます。委任状による代理の受け取りを希望する場合は、申請の時に申し出ておきます。
最初につまずきやすいのは、窓口へ持っていく書類です。犯罪経歴証明書は、外国の機関から提出を求められている場合に限って発給されるため、申請の際に「DTVビザの申請で必要とされていること」を示す資料が要ります。何を用意すれば受理されるかは、手続きの中でいちばん迷いやすい点です。書類の準備でDTVビザの申請がつまずきやすい点は、DTVビザが却下されやすいパターンでも紹介しています。
申請と指紋採取は、ご本人のみが行えます。ご夫婦やご家族の分を、一人がまとめて申請することはできません。受け取りは委任状による代理が認められる場合がありますが、申請の時に申し出ておく必要があります。窓口へ出向く回数は、原則として2回(申請時と受け取り時)です。
取得にはどれくらいの期間がかかりますか?
申請から交付までは、約1〜2週間が目安です。警視庁・大阪府警では約2週間、福岡県警・千葉県警では1週間から10日ほどと案内されています。これはあくまで目安で、日数を保証できるものではありません。
DTVビザの申請スケジュールは、証明書の取得にかかる日数を見込んだうえで、渡航予定から逆算して組み立ててください。渡航日を固めた航空券の購入は、取得の見通しが立ってからにしてください。
犯罪経歴証明書は発行から3か月以内のものを申請に使います。取得が早すぎると期限切れになる可能性があり、遅すぎると申請自体が進みません。渡航時期が固まった段階で着手するのが現実的です。
海外に住んでいて、日本に住民登録がない場合も取得できますか?
取得できます。国外転出の手続きをして日本の住民登録がない方は、国外転出前に最後に住民登録していた都道府県の警察本部で申請します。今の住所や本籍地の県警ではありません。
この場合、最後の住所を示す書類(住民票の除票の写し、または戸籍の附票の写し)を、先に日本の役所で取得してから警察本部へ行きます。海外での住所を確認できるものも必要です。一時帰国の日程を組むときは、「役所 → 警察本部」の順で回る日を見込んでおきます。
犯罪経歴証明書の要点
警察本部の窓口で申請に添える書類は、ISJが追加料金なしでご用意します。お客様の側での準備は不要で、ISJのご案内どおりに警察本部で手続きをしていただくだけです。
犯罪経歴証明書の準備は、代行でどこまで任せられますか?

ISJ(ロングステイタイランド)のDTVビザ代行では、犯罪経歴証明書の取得に必要な書類を、お客様のお名前でそろえた状態でお渡ししています。警察本部への連絡から受け取りまで、何をいつ行えばよいかも、DTVの申請準備と並行してご案内します。
これは「取得代行」ではなく、書類の準備と手順のサポートです。犯罪経歴証明書は制度上、申請と指紋採取をご本人が行う必要があり、代理で取得することはできません。警察本部での手続きと受け取りは、ご本人(受け取りのみ委任状による代理可)にお願いしています。
よくある質問
できません。犯罪経歴証明書を取り扱っているのは、都道府県の警察本部だけです。お住まいの地域の警察署では申請できないため、警察本部の所在地と受付時間を事前に確認してください。
14歳以上のご家族は、お一人ずつご本人が申請します。14歳未満のお子様は犯罪経歴証明書を申請できません。ソフトパワー枠と家族帯同枠は、公館の要項で「原本」と明記されています。ご家族での申請の進め方はタイDTVビザの家族申請で解説しています。
DTVビザの申請には、発行から3か月以内のものを使います。取得が早すぎると申請までに期限が切れることがあるため、ほかの書類の準備と合わせて取得の時期を決めてください。
更新履歴
- 2026年11月:開封して提出する理由の説明を見直し、関連する解説へのリンクを加えました。
- 2026年10月:外務省を通さず警察本部へ直接申請する現在の手順と、交付までの目安(約1〜2週間)に更新しました。国外転出済みの方の申請先を追記しました。
- 2026年9月:2026年8月31日施行の必要書類変更にあわせて掲載しました。



