タイBビザ(ビジネスビザ)完全ガイド
就労ビザの条件・必要書類・取得期間【2026】
タイBビザは、一般にビジネスビザと呼ばれるビザ区分です。その中でも、タイで働くために申請するケースは、「就労ビザ」言い方でも広く知られています。
申請は基本的に、eVISA申請 → 入国 → 1年延長という流れで進みます。ただし、必要書類や申請条件は分かりにくく、準備段階でつまずくケースも少なくありません。
この記事では、タイBビザ(ビジネスビザ)のうち、就労目的で申請するケースについて、申請条件・必要書類・取得期間・申請の流れを2026年版でわかりやすく解説します。
目次
タイBビザ(就労)取得の全体像|NON-B 90日→1年延長
タイで働くためのBビザ申請は、最初からいきなり1年ビザを取得するわけではありません。
多くのケースでは、まず NON-B(90日) を取得し、その後タイ入国後に 1年延長 の手続きへ進む流れになります。
そのため、会社から「Bビザを取ってきてください」と言われた場合も、実際には 最初の90日ビザを取得して入国すること を指しているケースが少なくありません。
この最初の段階を正しく理解しておかないと、「どこまでを自分で準備するのか」「会社側は何を進めるのか」が分かりにくくなります。
一般的な流れは、以下のようなイメージです。
タイBビザ取得の基本的な流れ
- 会社から必要書類を受け取る
- 本人書類とあわせてNON-B(90日)を申請する
- ビザ発給後にタイへ入国する
- 入国後、会社側主導で1年延長の手続きへ進む
つまり、就労目的のタイBビザ申請は、「まず90日を取ること」から始まる
と考えると分かりやすいです。
特に初めて申請する方は、
「Bビザ=最初から1年間有効なビザを取るもの」とイメージしがちですが、
実際にはそうではありません。
まずは入国のための NON-B 90日 を取得し、
その後にタイ国内で就労継続のための1年延長を行う、
という二段階で進むのが一般的です。
タイBビザ取得は、一般的にNON-B 90日を取得 → 入国 → 1年延長という流れで進みます。会社から「Bビザを取ってきてください」と言われた場合も、多くはこの最初の90日ビザ取得を指します。
Bビザ(ビジネスビザ)とは?|就労目的の申請を中心に解説
タイのビジネスビザ、正式には NON-Immigrant “B” Visa は、タイ国内での就労や業務に従事する外国人が取得する必要のあるビザです。「労働許可証(Work Permit)」を取得する前提となるビザでもあり、企業や教育機関での勤務開始には必須です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ビザ名称 | タイBビザ(ビジネスビザ) |
| 正式名称 | Non-Immigrant "B" Visa |
| 主な目的 | タイ国内での就労、業務、企業活動など |
| 一般的な呼ばれ方 | ビジネスビザ、Bビザ、就労ビザ |
| 就労目的での扱い | 企業で働くために申請するケースが中心 |
| 最初のステップ | まずNON-B 90日を取得するのが一般的 |
| その後の流れ | 入国後に1年延長へ進むケースが多い |
| 本記事で扱う内容 | 就労目的で申請するケースを中心に解説 |
Bビザは、タイでの企業勤務、業務上の渡航、商用目的の滞在などに使われますが、日本語ではまとめて「ビジネスビザ」や「就労ビザ」と呼ばれることが一般的です。
Bビザは主に以下の3つの目的で利用されます:
- 企業勤務(一般就労):タイ法人での就労、現地採用、赴任など
- BOI企業での勤務:BOI(投資奨励委員会)認可企業での業務
- 教育機関での勤務:学校・大学・語学学校などでの教職
NON-B 90日ビザの取り方|eVISA申請
タイで働くためのBビザ申請では、まずNON-B 90日ビザを取得するのが一般的です。
この最初の90日ビザを取得して入国し、その後にタイ国内で1年延長へ進む流れになります。
現在は、海外から申請する方法としてeVISAが広く使われており、一般的な進め方としてもまずこの方法が基準になります。
会社から受け取る書類と本人書類をそろえたうえで、オンラインで申請し、許可後にタイへ入国するのが基本的な流れです。
申請の大まかな進み方は、次のように整理できます。
- 会社側が必要書類を準備する
- 本人が必要書類をそろえる
- eVISAでNON-B 90日を申請する
- 審査・許可後にタイへ入国する
- 入国後に会社側主導で1年延長へ進む
このように、申請の最初の段階では、本人が進める部分と会社側が準備する部分が分かれています。
特に会社書類の準備が遅れると、その後の申請全体に影響しやすいため、早めに役割分担を確認しておくことが大切です。
現地でNON-B 90日を取得する方法もありますが、eVISAより会社側の負担はかなり重くなります。
会社書類の量が増えるだけでなく、勤務先での写真撮影や追加資料の提出が必要になることもあり、実務上は会社の協力度が大きく影響します。実際には、そこまで対応したがらない会社も少なくありません。
そのため、会社側が最初から協力的で、必要書類や現場対応まできちんと進められる場合を除くと、一般的にはeVISAでNON-B 90日を取得する方が進めやすくなります。
NON-B 90日ビザの具体的な進め方や申請の流れは、NON-Bビザ代行ページでご案内しています。
実際の流れまで確認したい方は、こちらをご覧ください。
▶ NON-B 就労(EVISA)の申請代行|詳細はこちら
タイBビザ(就労ビザ)の申請条件
タイBビザを就労目的で申請する場合は、本人の条件だけでなく、会社側の準備も重要になります。
そのため、「タイで働く予定がある」というだけで進められるわけではありません。
まず本人側では、勤務予定が明確であり、申請に必要な本人書類をそろえられることが前提になります。ただし、実務上はそれ以上に、会社側が必要書類をきちんと準備できるかどうかが大きく影響します。
タイBビザ申請では、会社登記書類や招聘状、雇用に関する書類など、会社側が用意する資料が多く必要になります。本人書類がそろっていても、会社書類に不足や不一致があると申請は進みません。
また、最初のNON-B 90日取得と、その後の1年延長は別の手続きです。
申請前の段階では、まず90日ビザ取得に必要な条件が整っていることが重要になります。
つまり、タイBビザの申請条件は、
本人・会社・申請時期の3つがそろっているかどうかで考えると分かりやすいです。
タイBビザ申請に必要な書類
タイBビザ申請で最初に必要になるのは、NON-B 90日申請のための書類です。
書類は大きく、申請者本人が準備するものと、タイ側の会社が準備するものに分かれます。
申請者本人が準備する主な書類
- パスポート
- 顔写真
- 現住所を確認できる書類
- 財政証明書類
- 航空券の予約情報 など
タイ側の会社が準備する主な書類
- 招聘状
- 会社登記書類
- 雇用に関する書類
- 会社情報を確認できる資料
- BOI企業の場合は追加書類が必要になることがあります
実際の申請では、本人書類よりも会社書類の準備状況が影響しやすく、書類の不足や不一致があると申請が止まることがあります。
また、入国後に進む1年延長では、あらためて別の書類や追加書類が必要になるため、最初のNON-B 90日申請とは必要書類がまったく同じではありません。
NON-B 90日申請に必要な書類の詳細は、NON-Bビザ代行ページで詳しくご案内しています。
具体的な準備内容を確認したい方は、こちらをご確認下さい。
▶ NON-B 就労(EVISA)の申請代行|必要書類の詳細はこちら
タイBビザ取得までの期間
タイBビザ取得までにかかる期間は、書類準備にかかる時間と、申請後の審査にかかる時間に分けて考えると分かりやすいです。
実際には、申請そのものよりも、会社書類の準備に時間がかかるケースが少なくありません。
まず、最初のNON-B 90日申請では、会社側の書類と本人書類をそろえる準備期間が必要になります。
会社が外国人雇用の手続きに慣れている場合は比較的スムーズですが、書類確認や修正に時間がかかると、そのぶん申請開始も後ろにずれます。
書類がそろって申請に進んだ後は、eVISAの審査期間を見込む必要があります。
ただし、実際の所要期間は申請時期や書類状況によって変わるため、直前に動くのではなく、余裕を持って準備することが大切です。
また、タイBビザは最初のNON-B 90日取得で完了するわけではなく、その後はタイ入国後に1年延長へ進むのが一般的です。
そのため、「ビザ取得までの期間」を考えるときは、最初の90日ビザ発給だけでなく、入国後の延長手続きまで含めた全体のスケジュール感で見ておく方が実態に近くなります。
特に、入社日や渡航予定日が決まっている場合は、ぎりぎりで動くと全体が崩れやすくなります。
まずは会社書類の準備開始時期を早めに確認し、そのうえで申請スケジュールを組むのが安全です。
タイBビザ申請でよくある失敗
タイBビザ申請では、制度そのものよりも、書類準備や認識のズレで止まるケースが少なくありません。
特に多いのは、次のようなパターンです。
- 会社書類の準備が遅れる
- 本人書類と会社書類の内容に不一致がある
- 会社との役割分担が曖昧なまま進めてしまう
- NON-B 90日取得と1年延長を同じ手続きだと考えてしまう
- 渡航日や入社日が近すぎて、準備が間に合わない
実際には、本人書類よりも会社側の準備状況が申請全体に影響しやすい傾向があります。
また、最初のNON-B 90日取得と、その後の1年延長は別の段階なので、必要書類や進め方も同じではありません。
こうしたズレを防ぐためには、申請前の段階で、必要書類・会社との役割分担・スケジュールを先に整理しておくことが大切です。
ビジネスビザ(Bビザ)就労の よくある質問:FAQ
主にタイ国内の企業や団体での就労が決まっている方が対象です。企業からの招聘状(Invitation Letter)や雇用証明書などが必要になります。
初回は3ヶ月のNon-Bビザを取得し、入国後に労働許可証の取得などを経て、1年間の延長申請を行うのが一般的な流れです。2年目以降も1年間の有効期間で毎年更新が可能です。
いいえ、会社側が準備する必要があります。書類の形式や記載内容は大使館・領事館ごとに細かな違いがあるため、必ず事前に確認するか、代行をご希望の場合は一度ご相談ください。※代行サポートでは会社側への確認を含め、対応が難しい場合の書類作成のお手伝いも行っています。
はい。Non-Bビザはタイに入国・滞在するためのビザであり、ワークパーミットは実際に働くための許可証です。ビザ取得後、企業が所在する労働局で別途申請が必要です。
通常は、1年間の延長後にマルチプルエントリー許可(Re-entry Permit)を申請することで、出入国を自由に行えるようになります。1回限りのシングル再入国許可も選択できます。
はい。Non-Bビザの取得者は、配偶者や子どもに対してNon-Oビザでの帯同が認められています。ただし、必要書類(家族証明、ビザコピーなど)を整える必要があります。
まとめ|ビジネスビザの申請前に全体像を把握しましょう
タイでのビジネス活動を行うには、就労内容に応じたビジネスビザ(NON-B)の取得が必要です。
一般企業での就労・BOI企業での就労・教育機関での教職など、申請内容や提出書類は職種や雇用先の種類によって異なります。
また、申請方法も「現地での取得」「周辺国での取得」「母国での取得」と複数ルートがあり、ご自身の状況に応じて最適なルートを選択する必要があります。
まずは本ガイドを通じて、全体の流れ・申請方法の選択肢・必要書類の概要を理解し、それぞれのケースに最適なサポートをご検討ください。



