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カンボジア、新型コロナワクチンを5歳未満の幼児に投与する最初の国に

Photo by UN News

2月23日、カンボジアは5歳未満の幼児に新型コロナワクチンを投与する最初の国の一つになりました。現在、3歳児にもワクチンが投与されています。現状では他のほとんどの国で、5歳未満のワクチン接種を開始している国はありません。米国にいたっては5歳以下の子供へのワクチン接種の検討を延期しています。

5歳以下の子どもにワクチン接種している国は、この他に中国、バーレーン、キューバがあります。中国とバーレーンは昨年から3歳から11歳の子どもを対象に、キューバは2歳の子どもへの接種を開始しています。タイでも政府関係者らは、より小さな子どもたちへのワクチン接種について議論を始めています。特にタイでは5歳から11歳の子どもたちの感染率が上昇していることから、タイのプラユット首相はワクチン接種を急ぐよう保健当局に要請しています。

カンボジアの感染状況と親達の反応

カンボジアの新型コロナ感染者数は2月の時点で約127,000人に上っています。死者は3,024人となっています。ワクチン接種のために子どもを連れてきたカンボジア人の母親は、カンボジア政府の決定に満足していると述べ、列に並んでいたある女性は、すべての親が子供に予防接種を受けさせることを望んでいると話しました。又ある男性は、”3歳から5歳の子供たちにワクチンを提供してくれた政府に感謝したい。”と政府への感謝の気持ちを語ったとの事。

 

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