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タイの遺産相続:完全ガイド

タイの遺産相続手続き完全ガイド。法的手続き、必要書類、相続順位、遺言書の重要性、税金、外国人の注意点を詳しく解説。スムーズな相続を実現するためのポイントを紹介します。

目次

はじめに

タイでの遺産相続は、日本とは異なる法律や手続きが適用されるため、正確な知識を持つことが重要です。特に外国人である日本人がタイで相続手続きを進める際には、法律の違いや必要書類の準備が複雑になるため、適切な準備と専門家のサポートが必要になります。

本記事では、タイの遺産相続に関する基本的な情報から、具体的な手続き、必要書類、税金、よくあるトラブルや回避策までを詳しく解説します。

タイで遺産相続が必要になるケース

タイで遺産相続手続きが必要となるケースはさまざまですが、被相続人がタイで資産を所有している場合に親族が相続を行う場合に該当します(親族:両親、配偶者、兄弟姉妹、祖父母等))主に以下のような状況が該当します。

  • タイ国内で親族が亡くなり、タイで被相続人の遺産を処理する場合

  • 日本で親族が亡くなり、タイで被相続人の遺産を処理する場合

  • 親族が被相続人のタイの銀行口座や不動産等を相続を希望する場合

  • 遺言書があり、タイで法的な遺産相続手続きを進める必要がある場合

  • 遺産を巡る法定相続人の調整や手続きが必要な場合

タイの遺産相続の基本知識

タイでの遺産相続制度は、日本の民法と異なり、相続順位や財産の分配ルールが独自に設定されています。 ここでは、タイで適用される法律や、法定相続人の範囲について詳しく見ていきます。

タイでの相続手続きには、以下の法律が適用されます。

  • タイ民商法典(Civil and Commercial Code):相続に関する主要な法律であり、財産の継承ルールや手続きを規定しています。

  • 外国人財産保護に関する特別規定:外国人が相続できる資産の種類や制限について規定しています。

日本の民法と異なる点が多いため、事前に十分な理解が必要です。特に外国人が関与する場合には制約も多いため、慎重に手続きを進める事が大切です。

相続人の対象範囲と優先順位

タイでは、法定相続人は以下のように分類されます(第1629条)

※相続順位が決まっていることで、誰が財産を相続するのかが明確になります。

  1. 子供(直系卑属):生存している場合は最優先で相続権を持ちます。

  2. 両親:子供がいない場合、次に優先される相続人です。

  3. 兄弟姉妹:両親がすでに亡くなっている場合に相続権を持ちます。

  4. 祖父母:兄弟姉妹がいない場合、相続の対象となります。

  5. 叔父・叔母:祖父母がいない場合、相続権を持つ可能性があります。

  6. 配偶者(別枠で優先):配偶者は特別な地位を持ち、単独または他の相続人と共同で財産を分割します。

  • 養子も法定相続人として扱われます。

  • 相続権は順番に適用され、前の順位の相続人がいない場合にのみ、次の順位の相続人が権利を持ちます。

遺言書の有無による相続の違い

タイにおける遺産相続では、遺言書の有無によって手続きの進め方が大きく異なります。遺言書があれば、故人の意志に基づいて財産を分配できますが、遺言書がない場合は法定相続に従って財産が分割されます。それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

遺言書がある場合

適切な遺言書がある場合、法定相続に従う必要はありませんので、相続人同士での争いが生じる可能性は低くなります。

有効な遺言書の条件

  • 遺言者が意思能力を有すること

  • 法的要件を満たした形式であること(自筆、公正証書、など)

  • 遺言書が明確かつ具体的であること

遺言書がない場合

遺言書がない場合、相続財産はタイの民商法典に従って自動的に法定相続人に分配されます。この場合、以下の手続きが必要となります。

  1. 相続財産の確定:被相続人の財産(不動産、銀行口座、株式など)を確認し、リスト化します。

  2. 相続人の特定:民商法典第1629条に基づき、法定相続人を特定します。

  3. 相続裁判所への申請:相続人が裁判所に申し立てを行い、財産分配の許可を得る必要があります。

  4. 財産の分配:裁判所の指示に従い、法定相続人に財産を分配します。

  5. 名義変更手続き:不動産や銀行口座などの所有権を相続人に変更します。

相続手続きの流れ

  1. 戸籍謄本や死亡証明書の取得

    • 被相続人の死亡後、各役所または病院で死亡証明書を取得します。

  2. 相続財産のリストアップ

    • 不動産、銀行口座、証券、車両などの資産を確認し、リストを作成します。

  3. 遺言書の確認

    • 遺言書が存在する場合は、内容に従い手続きを進めます。

    • 遺言書がない場合は、法定相続に基づき財産を分配します。

  4. 相続裁判所への申請

    • 相続財産に関して紛争がある場合や、不動産の名義変更が必要な場合、裁判所に申請します。

  5. 銀行口座の相続手続き

    • 各銀行の規定に基づき、法定相続人が手続きを行い、口座の名義変更または解約を行います。解約の場合の口座預金は相続人の口座(タイ又は日本の銀行口座に送金可)

  6. 不動産の名義変更

    • 土地局にて、不動産の所有権を相続人に移転するための手続きを行います。

  7. その他の財産相続

    • 相続人間での合意のもと、財産を分配し、必要な税金を納付します。

手続きを迅速に進めるためには、弁護士や専門家のサポートを活用することが推奨されます。

各個人の状況によって、プロセスや必要書類は異なります。詳細は、遺産相続サポートのページよりお問い合わせ下さい

タイ遺産相続のサポート

ISJでは、タイ専任弁護士の元、タイでの遺産相続手続きのサポートを行っております。必要書類の準備から裁判所への申し立て、法定相続人の承認、財産相続完了まで一連の手続きを全て日本語でサポートしています。対象エリアは、バンコク、(パタヤ、シラチャ)とその近郊で銀行預金や不動産、又その他の金融資産の相続のサポートをご希望の方は、下記のページよりお問い合わせ下さい

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