タイEVISA申請方法|完全手順と申請の流れ

「タイへの渡航にEVISAが必要だけど、どうやって申請すればいいの?」そんな疑問をお持ちの方へ本記事では、タイのEVISA申請を誰でもわかるようにステップバイステップで解説します。
オンライン申請が可能とはいえ、書類の準備やフォームの記入には注意点が多く、ミスをすると却下されることもあります。「自分でやるべきか?」「プロに任せるべきか?」の判断基準も含めてご案内しますので、これから申請する方はぜひ参考にしてください。
目次
申請に必要な準備【事前に確認しておくこと】
EVISAの申請はオンライン上で完結しますが、事前に必要な書類やファイルの準備を整えておくことが非常に重要です。
準備が不十分なまま申請を進めてしまうと、差し戻しや却下につながるリスクがあります。
- パスポート(顔写真ページのカラーPDF)
- 顔写真(証明写真/背景白/最近6か月以内)
- 航空券(往復または出国の予約確認書)
- タイ国内の宿泊予約(ホテル・コンドミニアムなど)
- 滞在目的に応じた補足書類(通帳残高証明/雇用証明/婚姻証明など)
- PDFまたはJPEG形式(PDF推奨)
- ファイルサイズは最大3MB(1ファイルあたり)
- 画像の傾きやブレがあると差し戻される可能性あり
また、書類は全て英文翻訳が必要なものもあります(例:戸籍謄本、通帳や住居を示す書類の運転免許証やマイナンバーも)日本で申請していたとしても、大使館の審査員や最終承認を行うタイ政府側は日本語は分からないため、タイEビザ申請には全世界共通で英文提出が原則です。
EVISA申請の流れ【公式サイトのステップ別解説】
タイEVISAは、すべてオンラインで申請・取得できる仕組みです。
申請ポータルは「https://thaievisa.go.th/」で、アカウント登録からビザ発行まで完結できます。
以下では、実際の申請ステップを順に解説します。
① アカウント作成EVISA申請ポータルにアクセスし、メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作成します。登録したメールアドレスに届く認証リンクをクリックすると有効化されます。
② ログインして「新規申請」を選択ログイン後、「Apply for Visa」→「Visa Type」を選択。国籍・滞在国・ビザタイプを選ぶと、申請できるビザ一覧が表示されます。
③ 個人情報・渡航情報の入力名前・性別・生年月日・パスポート番号・渡航予定日などを入力します。内容に誤りがあると却下されるため、必ずパスポートと照合してください。
④ 書類のアップロード
書類ごとに「カテゴリ」が分かれており、該当のファイルを1つずつアップロードします。
通帳や婚姻証明など、複数ページにわたる場合はPDFで1ファイルにまとめておくとスムーズです。
支払いはクレジットカード(VISA・Mastercard)でのオンライン決済です。支払い完了後、申請内容は送信され、審査が開始されます。
⑥ ステータス確認と承認
申請後は、マイページで「申請状況(Status)」を確認できます。
承認されると、登録したメールアドレス宛にPDF形式のビザが届きます。このPDFを印刷し、タイ入国時に提示してください。
申請に失敗しやすい3つのポイント
EVISAは比較的新しい制度のため、「申請完了=取得完了」と誤解している方や、書類のアップロードでミスをしてしまう方が多く見受けられます。
ここでは、実際の申請でよくある失敗パターンを3つご紹介します。
通帳のページが一部欠けていたり、アップロード順が間違っていることで「不備」と判断されるケースがあります。
ファイルは明るく・傾きなく・鮮明な状態でスキャンし、求められる順番でアップロードしましょう。
例えばパスポート上の名前にミドルネームがあるのに、申請時に記載し忘れた場合などは、却下の原因になります。
すべての情報は「パスポート記載どおり」に記入するのが基本です。
通常、申請から3〜10営業日ほどで承認されますが、書類の不備や確認事項がある場合はステータスが止まったままになることがあります。
差し戻しや連絡が来ないまま放置されることもあるため、数日ごとのステータス確認が重要です。
ビザの種類別に異なる注意点
EVISAでは観光・リタイアメント・帯同・就労・DTV(デジタルノマド)など、複数のビザタイプを選ぶことができます。
ただし、ビザの種類によって求められる書類や審査の厳しさが異なります。ここでは代表的な5種について注意点を整理します。
必要書類は比較的シンプルですが、航空券とホテル予約の整合性が重要です。
帰国日が明確でないと却下されるケースもあります。
通帳残高証明や年金証明など経済証明が必須となります。
パスポートと通帳の名義一致、入出金履歴の整合性にも注意が必要です。
婚姻証明書や出生証明書など、関係を証明する書類の正確さが問われます。
英文または翻訳済の戸籍謄本が必須です。
企業からの招聘状、雇用証明書、登記簿、会社地図など、企業側が準備すべき書類が多いのが特徴です。
自力申請は難易度が高いため、会社か専門代行への相談が推奨されます。
条件を満たせば取得可能ですが、英文雇用契約・収入証明・銀行取引履歴など細かな書類審査があり、承認率はやや低めです。
対象者や審査傾向についての詳しい解説は → こちら を参照ください。
ISJによるEVISAサポート
EVISA申請は一見シンプルに見えますが、実際には細かな書類条件やアップロードのルールがあり、慣れていない方にとっては難易度が高いのが実情です。ISJでは、タイEVISAに特化した専門スタッフが、お客様の申請を「最短でより確度を上げて通す」ためのフルサポートを行っています。
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⑴ 事前相談とビザ要件の確認
まず最初にお問い合わせからお客様のご希望や状況を伺いながら、最適なビザタイプと申請条件を確認します。ビザの種類によって求められる条件は大きく異なるため、この時点での正確な判断が非常に重要です。(希望するビザが既に決まっている場合は2へ)
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⑵書類のチェック・翻訳・補正
提出書類には英文の残高証明や住所の証明などが含まれますが、日本語のままでは申請できません。 ISJ代行では各種書類の翻訳はもちろん、画像の補正、形式変換(PDF化)、ファイル名の適正化まで対応します。細かな点がビザ取得の可否を左右するため徹底した確認を行います。
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⑶オンライン申請の代理入力と管理
EVISAポータルへの入力内容は、一度送信すると訂正できません。 ISJでは誤入力を防ぐため、すべての申請内容を確認の上で代理入力し、登録後のステータスも責任を持って管理します。申請状況の確認・進行も代行いたします。
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⑷承認通知・Eビザ(PDF)の受領・入国時の注意点案内
承認されたEVISAはPDF形式で届きます。印刷・保存の方法、入国時の提示方法などについても事前にご案内し、トラブルを避けるための準備をサポートします。「この書類だけで本当に入国できるの?」「入国審査官に何か聞かれることはない?」という不安も解消できるようサポートしています。
💡 サポートの特徴:
私たちISJは、**実際に複数のビザ申請を代行して通過させた経験に基づく実務ノウハウ**を保有しています。「初めてのビザ申請でどうすればいいか分からない」「本当に審査が通るか心配」な方は、ぜひ一度ご相談ください。
▼ビザ別の対応内容や料金、サポートプランはこちらからご確認いただけます。
EVISAのよくある質問
通常は3〜10営業日ほどで承認されますが、15日前後かかる場合もあります。ビザの種類や申請国、また管轄の大使館によっても違いがありますが、特にリタイアメントビザやDTVビザなど長期滞在に繋がるビザは時間がかかる傾向にあります。
EVISAの有効期限は、PDFビザに明記されています。「入国期限」と「滞在可能期間」は異なるため注意が必要です。通常、EVISAは発行から90日以内に入国し、入国後の滞在期間が設定されます。
はい。PDF形式で送付されるEVISAは必ず印刷して携帯してください。入国審査で提示を求められます。※スマホ画面を見せる事でも入国はできた事例も聞きますが、スムーズに入国するために紙を提出する事をお勧めします。
失敗の内容にもよりますが、同一情報で短期間にまた申請するとシステムで拒否されることもあるため注意が必要です。失敗した際、次回の再申請をより確実にするため代行をご希望でしたら一度ISJにご相談ください。
まとめ|確率を上げてEVISA申請を成功させるために
タイのEVISA制度は、オンラインでスムーズに申請できる便利な仕組みですが、書類不備や入力ミスによる却下のリスクも伴います。 本記事でご紹介したステップを参考に、事前準備をしっかり整えた上で申請を進めることが重要です。
「申請に自信がない」「英語書類が不安」「一度失敗した」など、少しでも不安がある方は、ISJのプロフェッショナルによるEVISA代行をご検討ください。
下記のページでは、ビザの種類別にサポート内容・料金をご案内しています。
必要なサポートがすぐに見つかるよう整理していますので、ぜひご活用ください。
