PAXFUL 使い方 完全ガイド|BTCをあらゆる資産に換金
あらゆる資産にキャッシュアウト
このPAXFUL 使い方ガイドでは、仮想通貨取引が初めての方でも分かるようにPAXFULの使い方の基本と概要、現地の銀行口座を利用せずWISEやLINE Payなどのオンラインサービスを使った入出金方法をはじめPAXFULでできる事やPAXFULの利用に向いている人について詳しく解説しています
目次
PAXFULでできる事【まとめ】
Paxfulは銀行を介さず仮想通貨のキャッシュアウトに使える有効的手段で、銀行口座がなくても350通り以上の入出金方法により世界中にお金の移動を容易にする事が可能なプラットフォームです。
PAXFULとは?(会社概要と会社紹介)
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- サービス開始年: 2015年
- 本社所在地: アメリカ合衆国、ニューヨーク
- 創設者: Ray Youssef(CEO)とArtur Schaback(COO)
- 社員数:400人以上。世界中の様々な国でスタッフを配置し、多言語でのサポート体制
- 登録ユーザー数:1,000万人以上
PAXFULの利用に向いているユーザー
- 海外移住者・デジタルノマド(フリーランサー)
- 居住地の銀行利用に制限がある方 又は銀行利用が面倒な方
- プライバシーや節税を重視するユーザー
- 銀行以外の支払い方法・入出金方法を模索している方
海外居住者やフリーランサーにとって、現地の銀行システムを利用するのは面倒であったり、制限がある場合があります。Paxfulは、これらのユーザーにとっても便利な代替手段で、WISEや、PayPal、LINE PAYなどの支払い方法を使って仮想通貨を購入(売却)できるプラットフォームです。PAXFULのサービスにより、銀行を介さずに仮想通貨を現金化したり他のデジタル資産に変えることができます。
PAXFULを利用する事の節税効果
海外移住者(日本の非居住者)の場合、仮想通貨取引に対する日本での納税義務はなく、それぞれの移住国での税制度に従う事になりますが、基本的にタイを含む多くの東南アジアの国は、仮想通貨に限らず国外で得た投資の利益はその国へ持ち込んだ時点で申告ベースでの納税となっています。そのため、利益はオンライン上の資産として持っておき、現地への銀行送金を最小限に抑えておく事で大きく節税する事が可能です。
ご注意点:ここでの無税・節税の話は日本の税制上の非居住者を対象にしています。日本の非居住者に該当していれば、移住先(現地)の銀行に仮想通貨の出金をしない限り取引自体の税金は居住先も合法的に非課税になりますが、※日本の税制上の居住者のままの場合はどのような方法で現金化をしても、日本側で課税対象となりますので節税効果は少ないかもしれません。
PAXFULの主要機能とその詳細
Paxfulは、ユーザー同士が仮想通貨を直接売買できるピアツーピア(P2P)取引をメインのサービスにしたプラットフォームです。
通常の取引所とは異なり、PAXFULがエスクローという形で間に入る事で個人間の売買が安全にできるため、世界中の様々なユーザーが自分に合った多様な支払い方法を使って仮想通貨を安全に取引できる仕組みが提供されています。このセクションでは、そのP2P取引の仕組みについて詳しく解説します。
P2P取引
- 資金が自分に届いた事をPAXFULが確認できた後に相手にBTCが渡る仕組みで詐欺に合う心配がない
P2P取引の仕組み
PaxfulのP2P取引は、ユーザーが仮想通貨を買いたい人と売りたい人をマッチングし、取引を仲介するエスクローシステムに基づいています。この仕組みによって、売買が完了するまで仮想通貨が一時的に保管され、取引の安全性が確保されます。※上の図の順番のように、売りたいBTCをまず預ける事で、実際に通貨の支払いを受け取った後に相手にBTCが送られる仕組みになっています
P2P取引の流れ:
- 買い手又は売り手を検索: Paxfulのマーケットプレイスで、自分の好みの支払い方法や仮想通貨を提供している売り手や買い手を検索。
- 買い手又は売り手の選択: 相手の評価や取引履歴、提示している条件(手数料、価格)を確認して選択します。
- エスクロー機能が作動: 売り手が指定された仮想通貨をPaxfulのエスクローにデポジット(預け入れ)します。これにより、売り手が仮想通貨を保有していることが保証されます。
- 買い手が支払い: 指定された支払い方法(例:銀行振込、PayPal、ギフトカードなど)で売り手に直接支払います。
- 取引完了: 売り手が支払いを確認した後、Paxfulはエスクローに保管されている仮想通貨を買い手にリリースします
PAXFULは通常のウォレットとしても機能します
Paxfulは、主にP2P(ピアツーピア)取引プラットフォームとして知られていますが、通常のウォレットとしても利用できる多くの機能を提供しています。以下、Paxfulのウォレット機能についてまとめます。
Paxfulのウォレット機能
仮想通貨の保管と送受信: Paxfulは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)、USDコイン(USDC)などの仮想通貨を保管・送付できるウォレット機能を提供していました。これにより、ユーザーは仮想通貨を安全に保管し、必要に応じて他のユーザーやサービスに送金することが可能です。
高いセキュリティ: Paxfulウォレットは、二要素認証(2FA)やSSL暗号化などの強力なセキュリティ対策を講じており、ユーザーの資産と個人情報を保護
手数料無料の受け取り: 仮想通貨の受け取りには手数料がかからないため、コストを抑えて資産を管理することが可能。
スワップ機能: ウォレット内で異なる仮想通貨間のスワップ(交換)が可能で、市場状況に応じて柔軟に資産を管理することができます。
PAXFULの口座開設方法
PAXFULの口座開設はシンプルな流れになっています。通常、何日もかかる本人確認のプロセスもPAXFULでは1分程で即完了し、すぐに取引を始める事が可能です。
本人確認書類をアップロードした後の、書類審査はかなり早く、通常1分以内に承認通知が届きます。承認された後は、すぐに取引を開始する事が可能です。
【P2P取引での売却例】WISEへの出金(現金化)手順
ここでは例としてBTCを売却しUSDをWISE口座で受け取る(現金化する)手順をご紹介します。(※USDテザーやイーサリアム、USDCも取引可)
1. ビットコインの売却を選択
左上の売却のボタンをクリックして、「ビットコインの売却」を選択
2. 支払い方法や条件の選択
2番から順番に条件を指定します。2=支払い方法 3=希望する通貨の選択 4=オファーの場所 5=所有者の場所 指定後に「オファーを検索」をクリック
2の支払い方法はクリックすると検索画面が出ますので、ここでWISEと検索し、WISE(TransferWise)を選択。4と5については、世界中を選択する事でより多くの選択肢が表示されます。※日本にいる人との取引を希望する場合は「日本」と選択する事も可能
3. 取引相手の一覧表示
WISEでUSD送金の条件に合う取引がずらっと出てきます。レートの良い順で出てきますので、評価の数や平均取引速度などを見て、上位の方から良さそうな取引を選択して「売却」をクリック
4.売却枚数と受取額の確認
売却したいビットコインの枚数を入れたら、受け取り額が表示されます。これで問題なければ「今すぐ売却」をクリック
左下のこのオファーについての項目に「購入者レート」というものがありますので、こちらでもレートを再確認。この例では、市場レートより3%低い(乖離した)レートとなっています。購入者がレートを提示できる仕組みなので、それぞれの取引でバラバラのレートになりますが、これはそれ程悪くないレートの方です。良いレートで1.5%程から~10%近く乖離しているケースもありますので、各取引を確認して許容範囲のレートであれば取引を続行します
5.取引スタート
取引スタート画面になります。この時点で、相手には支払い先の情報を送るだけになりますので、この例ではCHAT画面に@マークで始まるWISEのタグだけを送りました。
しばらく経つと購入者がチャットに気付き、「hello」と返信。WISEタグを見たので「OK」とすぐに送金を完了させてくれました。ここで普通に会話を行う事もできますが、双方の目的は一致してるのでパパっと取引を終えるため、無駄な会話なしで進めています。
ここで大事なのは、支払い済みとマークされてすぐにビットコインを送らない事です。必ず口座を確認して本当に着金があったかを確認してから、取引完了の確定として「ビットコインを送金」ボタンを押します
6.受け取りの確認と取引の終了
口座にログインして着金を確認
実際にWISEにログインして、着金を確認します。問題なく着金していましたので、先ほどの画面の「ビットコインを送金」ボタンを押してこの取引を終了させます。
ここで大事なのは、支払い済みとマークされてすぐにビットコインを送らない事です。必ず口座を確認して本当に着金があったかを確認してから、取引完了として「ビットコインを送金」ボタンを押します
着金確認後にPAXFULで「ビットコイン」送金ボタンを押す
着金が確認でき、ビットコイン送金ボタンを押した後は、予めエスクローに保管されていたビットコインがPAXFULから購入者に自動的に渡り、上記の画面が表示され取引終了になります。あとは、グッドボタンまたはバッドボタンの評価をつけてフィードバック送信して全て完了です
まとめ
個人間の取引というと少し不安な気もしますが、PAXFULが間に入り肝心の仮想通貨をエスクローという形で預かる事で、実際に支払いを確認した後にその仮想通貨が相手に渡る仕組みになっていいますので「お金を受け取っていないのに仮想通貨が相手に渡ってしまう」というリスクはありません。仮想通貨を売る側にとっては、この個人間取引の最大のリスクを回避できるという事がPAXFULプラットフォームの強みになっています。
逆に購入者側から見ても、お金を送金したという証拠があれば必ず仮想通貨をエスクローから出せるため、購入者側にとっても「お金を送金したのに売主から仮想通貨が送られてこない」というリスクを回避できるWIN-WINの仕組みになっています。
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