タイ ビザの一覧|ISJ
このページでは「タイビザの一覧」とタイのビザの基本情報を中心にまとめています。基本的にはビザがない状態でタイに入国する事はできませんが、30日以内の観光目的であれば、日本やその他にタイと協定を結んでいる一部の国からはノービザ(査証要件免除)で入国が可能です。
はじめに【タイビザの申請場所と取得方法について】
タイのビザは、基本的に(日本を含む)タイ国外で取得する事で、タイへの入国が可能になります。ビザはタイへの入国許可証(滞在許可証)のようなものですので、タイ国内で新規申請する事はできません。ただし、ビザの切り替えについてはタイ国内で行う事が可能です。切り替えの場合も初めはなんらかのビザをタイ国外で取得してから入国する事が必要になりますが、タイ入国後はお持ちのビザから、長期滞在型のビザなどへの切り替え(変更)がタイ国内で可能です。
例えば、観光ビザで入国した場合、期限切れに再度同じ観光ビザを取得しようと思った場合は、一旦タイ国外への出国が必要になります。タイ国外であればその国のタイ大使館にて、改めてビザを申請する事が可能です。 ※観光ビザからリタイアメントビザへなど別のビザへの切り替えの場合のみ、タイを出国せずに国内で切り替えが可能です
日本でのタイビザ申請は日本にあるタイ大使館・領事館で行います
➡在東京タイ大使館(https://site.thaiembassy.jp/)
➡在大阪タイ領事館(http://www.thaiconsulate.jp/jpn/)
➡在福岡タイ領事館(https://fukuoka.thaiembassy.org/jp)
タイのビザ一覧
ノービザ(査証要件免除)
日本を含めた一部の国、査証要件免除協定(Bilateral Agreement)を締結している国籍の一般旅券保持者は、査証(ビザ)取得は不要です。観光目的であれば、ノービザ、パスポートのみで入国が可能です。※パスポートの残存期間は、入国後から6か月残っている事が条件です。ノービザでの滞在期間は、通常は30日間有効になります。
- 2022年10月1日から2023年3月31日までの間、特別に45日間の滞在が許可されています
トランジットビザ(Transit Visa)
トランジットのためにタイに12時間以上滞在する、もしくはトランジットのためにタイに入国する場合は、このトランジットビザが必要です。※タイを経由して第三国に行く場合、全ての経路の航空券を所持し、12時間以内の乗り継ぎでタイの空港内に留まる場合はビザは不要
- 2022年10月1日から2023年3月31日までの間、特別に45日間の滞在が許可されています
観光ビザ (Tourist Visa)
タイに観光目的で30日以上滞在予定の場合は、この観光ビザを取得する事が可能です。観光ビザの有効期限は90日間(60日の滞在期間+30日延長可)となっています。観光ビザでお越しの方は、タイで就業する事はできません。
就労・ワーキングビザ (Business Visa)
タイで就労する予定の方は、ワーキングビザの取得が必要になります。まず日本で90日期限のBビザ(初回は90日のみになります)を取得して、タイ国内で更新して1年分取得する方も多いと思いますが、タイにノービザや観光ビザなどで入国した後にタイ国内に滞在したままBビザに切り替える事も可能です。切り替え時も同じく、初回に90日分、その後の更新にて1年分を取得する手順になります。
家族ビザ (Family Visa)【就労者の家族】
この家族ビザはタイで正規に就労する方のご家族が申請できるビザです。ご主人や両親がタイで働いていて(タイの就労ビザを所持していて)、ご一緒にタイ移住する場合に申請いただくビザになります。初回申請時は90日の滞在が許可され、更新時に1年間の滞在が許可されます。2年目以降は1年ずつの更新となります。
家族ビザ (Family Visa)【タイ人の家族】
この家族ビザは、ご夫婦どちらかがタイ国籍の場合に取得できるビザになります。必ず婚姻届けをタイで提出している必要があります(タイの政府が発行するビザになりますので、日本だけで結婚している場合は、タイでは結婚しているとはみなされません。必ず、タイの役所で婚姻届けを提出する必要があります)同じく初回90日の滞在許可、更新毎に1年間の滞在が許可されます。タイ人女性と結婚している方の場合は、銀行口座に40万バーツを2ヵ月間保持している証明が必要です。
リタイアメントビザ (Retirement Visa)
50歳以上の年金生活者や退職者のための長期滞在型ビザになります。日本で取得するよりも、ノービザでタイに入国したあと現地で切り替えた方が同じビザですが、ハードルは低くなります(準備する必要書類が圧倒的に少なくなります)初回90日、更新毎に1年間の滞在が許可されます。
ロングステイビザ (Long Stay Visa)
リタイアメントビザと同じく50歳以上の退職者を対象にした似たビザになりますが、違いはO-Aタイプで、初回から1年間の滞在が許可され、O-Xの場合は、初回から5年間の滞在が許可されます。但し、ビザの内容はリタイアメントと同じですが、条件や必要書類はリタイアメントビザ申請よりも遥かに多く、煩雑になります。50歳以上でタイで長期滞在をお考えの場合は、タイ国内でのリタイアメントビザの切り替えが最も簡単に取得できます。
エリートビザ (Thailand Elite)
投資家の方やFIREされた方など、金銭的余裕がある方を対象した最大20年間の長期滞在が許可されるビザです。料金はビザの中でも最も高額ですが、取得できる滞在期間と待遇などを考慮すると価値のあるビザになります。リタイアメントビザとは違い、年齢に制限もありません。
学生ビザ (Education Visa)
タイ教育省で認可をうけた学校で、教育を受ける目的で滞在する方用のビザです。このビザは、①国立の学校 ②私立の学校 ③それ以外の学校 と3種類あり、いずれもタイ教育省で認可を受けた学校である事が必須になります。初回90日、更新毎に1年間の滞在が許可されます。
その他のビザ
下記は申請できる人は限定されますが、その他のビザ一覧になります。