EVISA申請後の4つの結果|承認・却下・追加書類・面談

タイへの渡航を控えてEVISAを申請したものの、
「結果はいつ届くの?」「もし却下されたら?」「書類の追加を求められたらどうする?」といった不安を感じる方は少なくありません。
EVISAの審査結果は、大きく分けて次の4パターンに分類されます。
✅ 承認(通常の流れ)
✅ 却下(不備や条件未達)
✅ 追加書類の要求(よくあるパターン)
✅ インタビュー要請(ごく稀だが注意)
この記事では、各パターンがどういうケースで起こり得るのか、
そして通知を受け取った際にどう対応すればよいのかを、実務経験に基づいてわかりやすく整理します。
EVISA申請後の“その後”が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
EVISA全体の流れや申請方法については、こちらの完全ガイドで詳しく解説しています。
EVISA申請後の審査フローと通知までの流れ
EVISAの申請が完了すると、登録したメールアドレスとポータル上で審査状況を確認することができます。通常、審査には3〜10営業日ほどかかりますが、混雑時期や提出内容によってはさらに日数を要する場合もあります。
申請者は、EVISAポータル上のステータス表示と、結果が出た際のメール通知の両方を確認する必要があります。なお、メールが迷惑メールフォルダに入るケースもあるため、定期的な確認が重要です。
結果1:承認された場合
最も望ましい結果は「承認」です。承認された場合、登録メールアドレス宛に「Visa Approved」と記載された通知が届き、EVISAポータル上でもステータスが「Approved」に変更されます。
メールには、EVISAのPDFが添付されているか、もしくはダウンロードリンクが記載されています。このPDFが正式な電子ビザとなり、タイ入国時に提示が求められる大切な書類です。
印刷形式の注意点:
- カラー推奨(白黒でも可)
- A4サイズ、できれば複数部印刷して携帯
- 搭乗時、イミグレーション通過時に提示
また、EVISAの有効期間はビザタイプによって異なるため、自身のビザの有効期限と入国期限を必ず確認しておきましょう。
結果2:却下された場合
まれに、EVISA申請が却下されるケースがあります。メール通知には「Visa Rejected」と記載され、ステータスも「Rejected」に変わります。明確な理由が書かれていないこともありますが、以下のような原因が考えられます:
- 提出書類の不備(解像度不足・内容不明瞭など)
- 入力内容と書類の内容に食い違いがある
- 残高証明が基準に達していない
- 申請内容に曖昧さがある(職業や滞在目的など)
再申請は可能ですが、同じ書類や内容で再提出しても再び却下されるリスクが高いため、不備を明確に修正し、慎重に進める必要があります。
EVISAが却下されてしまった場合の対処法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
結果3:追加書類の提出を求められた場合
比較的多いのがこのケースです。メール件名は「Additional Documents Required」となり、ステータスは「Pending - More Information Required」と表示されます。
通知には、追加で求められる具体的な書類が明記されています。よくある追加書類は:
- 銀行残高の英文証明または通帳全ページのスキャン
- パスポートの他のページ(スタンプやビザ履歴)
- 顔写真の再提出(サイズや背景の不備)
- 雇用証明や在籍証明書(職業に関連)
提出はポータル上から行うか、指定されたメールアドレス宛にPDF形式で送付します。期限が設定されている場合もあるため、迅速な対応が重要です。
結果4:インタビュー(面談)を求められた場合
非常に稀ではありますが、一部の申請者に対してインタビューが求められることがあります。通知件名は「Interview Required」、ステータスは「Pending - Interview Required」となります。
主な対象となるのは:
- 職業・活動内容が曖昧または特殊(例:自営業、デジタルノマド)
- 滞在目的が不明瞭な場合
- 高額な送金・残高などで資金出所に疑義がある場合
インタビューはオンライン(Zoom、Google Meet等)で実施され、大使館の担当者との英語での質疑応答が中心です。
よく聞かれる内容:
- 滞在目的・期間・活動予定
- 資金の出所と職業の実態
- タイとのこれまでの関係(渡航歴など)
面談を求められた場合は、誠実かつ簡潔に答えることが最も重要です。不安がある場合は、事前に想定質問への回答を準備しておくと安心です。
EVISA申請後のステータス確認と不安を感じたときの対処法
申請後に「一向に結果が出ない」「ステータスが変わらない」といった不安を感じるケースも多く見られます。その場合は以下をチェックしてください:
- ステータスが「Under Consideration」のままか?(通常審査中)
- 登録メールアドレスに通知が来ていないか(迷惑メールも確認)
- ポータルのログイン情報は正しいか?
それでも不安な場合は、以下のような対処を検討できます:
- 大使館へのメール問い合わせ(英語で)
- 代行サポート業者への確認
- 再申請の可否やリスクを冷静に評価
まとめ|自分の申請ステータスを見極めて正しく対応しよう
EVISA申請はオンラインで完結できる便利な制度ですが、審査は想像以上に厳密に行われています。結果として、承認される以外にも「却下」「追加資料の要求」「インタビュー要請」といった分岐が存在します。
重要なのは、通知を正しく読み取り、冷静に対応することです。
この記事で紹介した4つのパターンをあらかじめ理解しておくことで、結果が届いたときにも慌てず対応できるはずです。
もし自力での対応に不安がある場合は、経験のあるサポート業者を活用するのも有効な選択肢です。
申請から結果通知、渡航準備までの概要把握は、EVISA申請完全ガイドをご確認ください。
ISJのEVISA代行サポート
EVISA申請は一見シンプルに見えますが、実際には細かな書類条件やアップロードのルールがあり、慣れていない方にとっては難易度が高いのが実情です。ISJでは、タイEVISAに特化した専門スタッフが、お客様の申請を「最短でより確度を上げて通す」ためのフルサポートを行っています。
-
⑴ 事前相談とビザ要件の確認
まず最初にお問い合わせからお客様のご希望や状況を伺いながら、最適なビザタイプと申請条件を確認します。ビザの種類によって求められる条件は大きく異なるため、この時点での正確な判断が非常に重要です。(希望するビザが既に決まっている場合は2へ)
-
⑵書類のチェック・翻訳・補正
提出書類には英文の残高証明や住所の証明などが含まれますが、日本語のままでは申請できません。 ISJ代行では各種書類の翻訳はもちろん、画像の補正、形式変換(PDF化)、ファイル名の適正化まで対応します。細かな点がビザ取得の可否を左右するため徹底した確認を行います。
-
⑶オンライン申請の代理入力と管理
EVISAポータルへの入力内容は、一度送信すると訂正できません。 ISJでは誤入力を防ぐため、すべての申請内容を確認の上で代理入力し、登録後のステータスも責任を持って管理します。申請状況の確認・進行も代行いたします。
-
⑷承認通知・Eビザ(PDF)の受領・入国時の注意点案内
承認されたEVISAはPDF形式で届きます。印刷・保存の方法、入国時の提示方法などについても事前にご案内し、トラブルを避けるための準備をサポートします。「この書類だけで本当に入国できるの?」「入国審査官に何か聞かれることはない?」という不安も解消できるようサポートしています。
💡 サポートの特徴:
私たちISJは、**実際に複数のビザ申請を代行して通過させた経験に基づく実務ノウハウ**を保有しています。「初めてのビザ申請でどうすればいいか分からない」「本当に審査が通るか心配」な方は、ぜひ一度ご相談ください。
▼ビザ別の対応内容や料金、サポートプランはこちらからご確認いただけます。
EVISAのよくある質問
通常は7〜10営業日ほどで承認されますが、15日前後かかる場合もあります。ビザの種類や申請国、また管轄の大使館によっても違いがありますが、特にリタイアメントビザやDTVビザなど長期滞在に繋がるビザは時間がかかる傾向にあります。
EVISAの有効期限は、PDFビザに明記されています。「入国期限」と「滞在可能期間」は異なるため注意が必要です。通常、EVISAは発行から90日以内に入国し、入国後の滞在期間が設定されます。
はい。PDF形式で送付されるEVISAは必ず印刷して携帯してください。入国審査で提示を求められます。※スマホ画面を見せる事でも入国はできた事例も聞きますが、スムーズに入国するために紙を提出する事をお勧めします。
失敗の内容にもよりますが、同一情報で短期間にまた申請するとシステムで拒否されることもあるため注意が必要です。失敗した際、次回の再申請をより確実にするため代行をご希望でしたら一度ISJにご相談ください。
不可です。基本的には1人ずつ個別に申請が必要です。ただし、同一メールアドレスでシステム上に複数人の申請を管理することは可能です。
EVISA代行のご相談やご質問はこちら
Eビザの申請に不安がある方や代行を模索している方は、LINEまたはメールフォームから無料でご相談下さい。専門スタッフがご状況をうかがい、最適なビザと申請方法をご案内いたします。
