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タイ電子ビザ(EVISA)申請可能ビザ完全リスト

タイへの渡航に便利な電子ビザ(EVISA)は、観光やリタイアメント、ビジネス、医療など幅広い目的で申請が可能です。しかし、実際にEVISA公式ポータルで申請できるビザの種類は多数あり、自分がどのビザに該当するか迷うことも少なくありません。

本記事では、2025年現在タイのEVISA公式サイトで申請が受け付けられているすべてのビザカテゴリーを、見やすく簡潔にリストアップしました。あなたの目的や状況に合った最適なビザを選び、スムーズに申請を進めましょう。

目次

EVISA全体の流れや申請方法については、こちらの完全ガイドで詳しく解説しています。

申請画面のビザ種類選択で迷わないために

EVISA公式サイトでの申請では、最初に「ビザの種類」を選ぶ画面があります。このステップは一見シンプルに見えますが、実はミスが最も多く、注意が必要な箇所です。

とくにNON-IMMIGRANTカテゴリでは、同じ「NON-O」という表示の中に、リタイアメント、配偶者帯同、NGO関係、僧侶、ボランティアなど、全く異なる目的のビザが複数含まれており、それぞれで必要書類や審査基準が大きく異なります。

例:
同じNON-Oでも、
・「Retirement(退職者)」→ 預金証明や年齢条件が必要
・「Accompanying Family(帯同家族)」→ 主たる申請者のビザ情報が必要
・「Volunteer(ボランティア)」→ 招待状や団体登録証明が必要


このように「表面上のビザタイプ名」と「実際の用途」は一致しないケースが多いため、申請前に自身の目的に最も近い項目を確認しておくことが重要です。申請時に選択肢を間違えると、審査中に書類の再提出を求められたり、最悪の場合は却下されることもあります。

  • 選択肢が似ていても内容は異なる
  • 自分のステータス(年齢、職業、渡航目的)に合った項目を選ぶ
  • 不明な場合は大使館や代行サービスに相談を

次のセクションでは、実際の申請画面に表示されるビザタイプと、その実態を一覧で整理します。特に「どのビザにどんな人が該当するか」を一目で理解できる構成にしていますので、迷うことなく適切な選択が可能になります。

実際に選べるビザタイプ

下記のNON-IMMIGRANT(ノンイミグラント)ビザは、代表的なビザを中心に表示しています。

タイ国籍者家族ビザNON-Oタイ国籍の家族向け
カテゴリ ビザ種類 ビザタイプ 概要
観光関連 観光ビザ TR 観光・レジャー目的
特別観光ビザ STV 長期観光目的(最大270日)
NON IMMIGRANT (代表的なビザ) リタイアメント NON-O 50歳以上の長期滞在向け
配偶者・家族帯同ビザ NON-O リタイアメント・就労者家族向け
教育(語学学校)ビザ ED 語学・留学目的
ビジネスビザ NON-B タイ現地勤務・出張など
医療ビザ NON-M 医療治療や健康関連
ボランティアビザ NON-O 慈善・奉仕活動
宗教関係ビザ NON-R 僧侶・宗教活動
就労ビザ NON-B タイ国内での就労
NGO関係ビザ NON-O NGOでの活動
専門家ビザ EXPERT 専門分野の指導者・専門職
メディア(報道)ビザ NON-M 報道・ジャーナリズム活動
特別カテゴリ デジタルノマドビザ DTV リモートワーク長期滞在
外交ビザ DIPLOMATIC 外交官・政府関係者専用
公用ビザ OFFICIAL 政府・国際機関職員向け

NON-IMMIGRANT(ノンイミグラント)ビザの全詳細は、こちら。
一般には利用しない特別なビザを含めた、全ての選択できるNON-IIMIGRANTのビザリストです。↓↓

分類 ビザ名称 主な用途 英文ラベル(EVISA画面)
NON-B 一般就労 タイ企業・団体での就労 Employment
NON-B BOI企業就労 BOI認可企業での勤務 Employment (BOI)
NON-B 教員職(学校/大学) 教員、講師として勤務 Employed as academic staff/teacher
NON-B BOI教育機関での教員職 BOI認定教育機関で勤務 Employed as academic staff (BOI)
NON-B 短期商用訪問 商談、会議参加など Business visit
NON-B BOI関連商用訪問 BOI案件のための出張 Business visit (BOI)
NON-B スポーツ関係者 トレーナー、選手等 Sport-related activities
NON-B 政府関連会議出席 会議・会合への出席 To attend Thai government meeting
NON-B 国際会議・セミナー参加 招聘状が必要 To attend workshop/seminar
NON-B 研究・科学活動 研究機関との連携 Research and Science
NON-B 国際機関・政府勤務 雇用契約あり Work with gov/international org
NON-M 報道関係者 記者・メディア関係者 Media/Press
NON-M 映像制作クルー 映画、CMなどの撮影 Film crew
NON-O リタイアメント 50歳以上、更新可能 Retirement (pensioner aged 50+)
NON-OA ロングステイ(O-A) 医療保険・資産要件あり Long-stay (O-A)
NON-OX ロングステイ(O-X) 50歳以上・高資産向け Long-stay (O-X)
NON-O 医療滞在(60日以上) 長期治療目的 Medical treatment (over 60 days)
NON-O 家族帯同(非タイ人家族) 配偶者・子供の帯同 Stay with non-Thai family
NON-O 家族帯同(タイ人家族) 結婚、親族呼び寄せ Stay with Thai family
NON-O 外交官帯同家族 特例、外交ルート必須 Family of diplomatic officers
NON-O ボランティア(外国団体) 無給活動・事前許可必要 Voluntary work (foreign foundation)
NON-O ボランティア(タイ登録団体) 同上 Voluntary work (Thai foundation)
NON-O ボランティア(政府関連) 同上 Voluntary work (gov/state)
NON-O 外交官の家政婦 特例ケース Diplomat’s housekeeper
NON-ED 大学・大学院就学 正規課程 To study (Bachelor’s+)
NON-ED 小中高就学 義務教育等 To study (elementary–secondary)
NON-ED 専門・職業訓練 職業学校など To study (vocational/technical)
NON-ED インターン(学校推薦) 正規インターン Internship (Curricular)
NON-ED インターン(非正規) 自主インターン Internship (Non-Curricular)
NON-ED 短期コース タイ語、ムエタイ等 Short course
NON-R 宗教活動(僧侶など) 仏教修行、布教など Monk/nun/priest study Dharma
NON-R 宣教師活動(R) キリスト教等 Missionary work (R)
NON-R 宣教師活動(R-A) 政府認可団体のみ Missionary work (R-A)
NON-B (3年) 頻繁な商用訪問 3年有効マルチビザ Frequent business visit (3 years)

まとめ|目的に合ったビザ選択と正確な申請を

タイのEVISAシステムでは、観光目的から長期滞在、就労、留学、ボランティア活動まで、幅広いビザタイプのオンライン申請が可能です。 それぞれのビザには異なる要件や審査基準が設けられており、申請者の目的や滞在予定に応じて、適切な種類を選ぶことが重要です。 特に「NON-IMMIGRANT」カテゴリーには多岐にわたるサブタイプが存在し、用途に応じた正確な選択が求められます。 また、申請場所や提出書類の内容によって、審査の厳しさや追加資料の要請が異なる点にも注意が必要です。 自分に適したビザタイプが分からない、もしくは最新の申請条件や必要書類について確認したい方は、 下記のリンクからガイドページをご覧いただくか、直接お問い合わせください。

ISJのEVISA代行サポート

EVISA申請は一見シンプルに見えますが、実際には細かな書類条件やアップロードのルールがあり、慣れていない方にとっては難易度が高いのが実情です。ISJでは、タイEVISAに特化した専門スタッフが、お客様の申請を「スムーズに、より確度を上げて通す」ためのフルサポートを行っています。

  • ⑴ 事前相談とビザ要件の確認

    まず最初にお問い合わせからお客様のご希望や状況を伺いながら、最適なビザタイプと申請条件を確認します。ビザの種類によって求められる条件は大きく異なるため、この時点での正確な判断が非常に重要です。(希望するビザが既に決まっている場合は2へ)

  • ⑵書類のチェック・翻訳・補正

    提出書類には英文の残高証明や住所の証明などが含まれますが、日本語のままでは申請できません。 ISJ代行では各種書類の翻訳はもちろん、画像の補正、形式変換(PDF化)、ファイル名の適正化まで対応します。細かな点がビザ取得の可否を左右するため徹底した確認を行います。

  • ⑶オンライン申請の代理入力と管理

    EVISAポータルへの入力内容は、一度送信すると訂正できません。 ISJでは誤入力を防ぐため、すべての申請内容を確認の上で代理入力し、登録後のステータスも責任を持って管理します。申請状況の確認・進行も代行いたします。

  • ⑷承認通知・Eビザ(PDF)の受領・入国時の注意点案内

    承認されたEVISAはPDF形式で届きます。印刷・保存の方法、入国時の提示方法などについても事前にご案内し、トラブルを避けるための準備をサポートします。「この書類だけで本当に入国できるの?」「入国審査官に何か聞かれることはない?」という不安も解消できるようサポートしています。


💡 サポートの特徴:

私たちISJは、**実際に複数のビザ申請を代行して通過させた経験に基づく実務ノウハウ**を保有しています。「初めてのビザ申請でどうすればいいか分からない」「本当に審査が通るか心配」な方は、ぜひ一度ご相談ください。

▼ビザ別の対応内容や料金、サポートプランはこちらからご確認いただけます。

✅ EVISA代行の詳細とサービス一覧

EVISAのよくある質問

通常は7〜10営業日ほどで承認されますが、15日前後かかる場合もあります。ビザの種類や申請国、また管轄の大使館によっても違いがありますが、特にリタイアメントビザやDTVビザなど長期滞在に繋がるビザは時間がかかる傾向にあります。

EVISAの有効期限は、PDFビザに明記されています。「入国期限」と「滞在可能期間」は異なるため注意が必要です。通常、EVISAは発行から90日以内に入国し、入国後の滞在期間が設定されます。

はい。PDF形式で送付されるEVISAは必ず印刷して携帯してください。入国審査で提示を求められます。※スマホ画面を見せる事でも入国はできた事例も聞きますが、スムーズに入国するために紙を提出する事をお勧めします。

失敗の内容にもよりますが、同一情報で短期間にまた申請するとシステムで拒否されることもあるため注意が必要です。失敗した際、次回の再申請をより確実にするため代行をご希望でしたら一度ISJにご相談ください。

不可です。基本的には1人ずつ個別に申請が必要です。ただし、同一メールアドレスでシステム上に複数人の申請を管理することは可能です。

EVISA代行のご相談やご質問はこちら


Eビザの申請に不安がある方や代行を模索している方は、LINEまたはメールフォームから無料でご相談下さい。専門スタッフがご状況をうかがい、最適なビザと申請方法をご案内いたします。

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EVISA全体の流れや申請方法については、こちらのEVISA完全ガイドで確認下さい。

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