タイの人々は現在、医療施設を優先し、混雑した場所を避けたいと考えている事が調査で分かった。新型コロナウイルスの発生により、不動産需要は公共交通機関へのアクセスの良さから、病院やより良い医療機関の近くへと変化している。
2022年上半期にDDpropertyが、22歳から69歳の地元の人1,000人に住む場所や不動産立地の希望について調査を実施。
回答者の88%が病院の近くにある住宅を希望。65%が銀行やスーパーマーケットなどの施設に近い住宅を希望。66%が「混雑した場所への移動を避けれる場所」と回答しています。
DDproperty のカントリーマネージャーである Kamolpat Swaengkit 氏によると、顧客が物件を選ぶ際に最も優先するのは、物件が病院の近くにあるかどうかとの事。
新型コロナウィルスは、医療サービスへのアクセスに関する意識に拍車をかけた。消費者は長期的な医療計画を立てるため病院へ簡単に行ける場所に住むことを望んでいるようだ。
過去の調査結果を見ると、公共交通機関の近くに住むことが優先されていたのは2022年までで、現在では59%の得票率で3位に転落。
「病院への近さ」がこれほど高い順位を獲得したのは初めてのことで人々が以前よりも健康に気を遣うようになったことを示している。
参照: ฺBANGKOK POST
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