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ノマド向け医療保険3選!:補償内容・費用【徹底比較】

ノマド保険 おすすめ

海外を拠点に自由に働くノマドワーカーにとって、医療保険は欠かせない備えのひとつです。
病気やケガは予期せず起こるものであり、海外で十分な医療を受けるには多額の費用がかかる場合もあります。特にタイやバリ、メキシコといったノマド人気国でも、医療費は日本に比べて決して安いとは言えず、万が一の備えは必須です。

ところが、一般的な海外旅行保険は「観光」や「短期滞在」を前提として設計されているため、長期にわたる海外生活やリモートワークを前提とするノマドワーカーには補償期間や補償範囲が足りないケースが多々あります。
また、旅行保険では長期滞在中の慢性疾患や、ビザ取得要件を満たすための医療補償がカバーされないこともあります。

そこで本記事では、1年以上の長期滞在や多拠点生活を想定したノマド向け医療保険に焦点を当て、

  • どの保険がノマドに最適なのか

  • 補償内容・期間・費用のバランス

  • それぞれのメリット・注意点

徹底比較して紹介します。
安全で安心なノマドライフを実現するために、あなたに合った医療保険選びの参考にしてください。

目次

ノマド保険と一般旅行保険の違い【簡単比較】

海外で生活するノマドワーカーにとって、「どの保険に入るべきか」は非常に重要な判断です。
しかし一見似たように見えるノマド向け医療保険一般的な海外旅行保険には、大きな違いがあります。

まずは、その違いを簡単に整理しておきましょう。

ノマド保険 vs 一般旅行保険 比較表

項目 ノマド向け医療保険 一般的な海外旅行保険
対象者 ノマドワーカー、長期滞在者 観光客、短期出張者
契約期間 月額制・年額制。柔軟に更新可能 数日〜最長1年程度。延長は基本不可
医療補償の範囲 慢性疾患や長期治療も対象。医療中心に充実 緊急・短期治療が中心。慢性疾患は対象外が多い
居住地要件 国籍・住民票問わず契約可能 出発国・帰国が前提
帰国中の補償 一時帰国中もカバーするプランあり 帰国した時点で補償終了
保険料支払い方法 月ごと・年ごと定額払い。途中解約も比較的柔軟 一括払いが基本。途中解約・返金は困難
付帯補償 医療中心。携行品補償は限定的なことが多い 盗難、フライト遅延など旅行トラブル全般もカバー

まとめ:ノマドに向いているのは?

  • 短期旅行(数週間〜数ヶ月)だけなら旅行保険でも対応可能
  • 半年以上の滞在や国をまたぐ生活なら、ノマド向け医療保険が必須

特に、一国に数ヶ月以上滞在する人ビザ取得要件を満たす必要がある人は、通常の旅行保険では不十分な場合があるため、ノマド保険の選択をおすすめします。

海外で生活するノマド向きの保険を選ぶ「5つ」のポイント

ノマド保険5つのポイント

ノマドワーカーにとって医療保険は、単なる「万が一の備え」ではありません。
長期間海外で暮らし、働き続けるためには、自分のライフスタイルに合った保険を選ぶことが極めて重要です。

ここでは、ノマド向け医療保険を選ぶ際に必ず押さえておきたい5つのポイントを解説します。

1. 滞在期間や更新可能期間をチェック

ノマド生活は、数ヶ月単位の短期滞在だけでなく、1年以上の長期滞在になることも珍しくありません。
契約期間が短すぎる保険では、途中で切り替えの手間が発生し、手続きミスや空白期間が生まれるリスクもあります。

  • 1年以上の滞在可(年単位で更新できる)

  • 自動更新対応(更新忘れ防止)

こうした柔軟な保険を選びましょう。

2. 医療補償の範囲・限度額を確認

単なる救急対応だけでなく、入院・手術・慢性疾患治療までカバーしているかがポイントです。
また、地域によっては医療費が非常に高額になるため、補償限度額も重要です。

チェックすべき補償例:

  • 外来診療、入院治療

  • 緊急搬送(エアアンビュランス費用など)

  • 手術費用

  • 出産・妊娠関連(希望者のみ)

  • 慢性疾患管理(糖尿病、高血圧など)

3. キャッシュレス診療の有無

海外で医療費を一時立て替えるのは大きな負担です。
キャッシュレス提携病院が豊富な保険会社を選べば、現地で自己負担ゼロで診療を受けられる場合もあります。

  • キャッシュレス対応なら、治療後すぐ帰宅でき、面倒な手続きも不要。

  • 提携病院ネットワークの広さも要チェック。

4. 月額費用・年間コストを比較

保険料が高すぎては、ノマド生活の自由度が下がります。
月額制で、自分の予算に合ったコスト感を持続できるかも重要です。

目安:

  • 安価層:40〜80ドル/月

  • 中堅層:80〜200ドル/月

  • 高級層:200ドル以上/月

「最も安い保険」ではなく、コスパ(価格と補償内容のバランス)を重視する事が重要です

5. 一時帰国時の補償有無

家族行事やビザ更新のために一時帰国するケースも多いノマドワーカー。
そんな時、保険が無効になるのは非常にリスクです。

  • 一時帰国中でも継続補償されるか

  • 日本国内で診療を受けた場合のカバー内容

これを事前に確認しておけば、安心して帰国できます。

ノマド向け医療保険【おすすめ3選の比較】

保険ノマド 比較

ここからは、海外ノマドに人気の高い医療保険3社
SafetyWing / IMG Global / Cigna Globalについて、
補償内容・費用・キャッシュレス対応など、あらゆる面から徹底比較していきます。

① SafetyWing(セーフティウィング)

特徴

SafetyWingは、ノマド保険に特化した数少ないプロバイダー。
「Nomad Insurance」は世界中のノマドワーカーに人気で、月額制で簡単に始められる手軽さが魅力です。

📋 主な補償内容(Nomad Insuranceの場合)

  • 外来・入院治療

  • 緊急搬送・救急対応

  • 一時帰国中の医療補償(最大30日/90日滞在ごと)

  • コロナ治療も対象(条件あり)

🕒 対応期間・更新制度

  • 月額契約で最大364日まで自動更新可能

  • 契約終了後も繰り返し加入できるため、実質無期限

💰 費用目安

  • 月額 約45ドル〜(39歳以下の場合)

  • 年齢・滞在地域によって変動あり

💳 キャッシュレス対応

  • 一部提携病院ではキャッシュレス利用可能

  • 原則は**自己負担 → 後日申請(リインバース型)**だが、事前に保険会社へ連絡し承認を得れば、キャッシュレス対応も可能

✅ 向いているノマドタイプ

  • 費用を抑えつつ基本的な医療補償を確保したい人

  • 月単位で国を移動する多拠点型ノマド

  • 一時帰国も想定している人

② IMG Global(アイエムジー・グローバル)

 特徴

IMGはアメリカ発の国際医療保険ブランドで、豊富なプランオプションと柔軟な加入期間が特徴。
「Patriot Travel Medical Insurance」など複数の人気プランを提供。

📋 主な補償内容

  • 外来・入院・救急・搬送費用

  • 緊急歯科治療

  • 高額医療費にも対応(補償限度額を自由に選べる)

🕒 対応期間・更新制度

  • 最短5日から最長2年まで加入可能

  • 一部プランは延長手続きにより継続加入可

💰 費用目安

  • 月額 約50〜100ドル(補償額や免責により大きく変動)

💳 キャッシュレス対応

  • Direct Billing対応病院あり(事前連絡が必要)

  • 病院名・地域を公式サイトで検索可能

  • キャッシュレス対応はCignaに次ぐレベルで充実

✅ 向いているノマドタイプ

  • 医療体制が整った国で中〜長期滞在する人

  • ある程度の補償を確保しつつコストも抑えたい人

③ Cigna Global(シグナ・グローバル)

 特徴

世界200以上の国と地域で利用可能な、国際医療保険のトップブランド
完全カスタマイズ型で、高額医療や家族加入にも強く、永住型ノマドにも最適です。

📋 主な補償内容(プランにより選択可)

  • 外来診療・入院・手術

  • 精神医療、予防医療、出産、慢性疾患など

  • 国によっては歯科・眼科・健康診断も追加可能

🕒 対応期間・更新制度

  • 最低契約期間:1年(毎年更新型)

  • 滞在国を固定しても加入可能

💰 費用目安

  • 月額 約150〜500ドル(カスタム内容と年齢により大幅に変動)

💳 キャッシュレス対応

  • 世界最大級の提携病院ネットワークにより、原則キャッシュレスで診療可能

  • 保険証提示だけで入院・外来が可能な病院も多数

✅ 向いているノマドタイプ

  • 長期的に1か国で生活する人(例:タイ定住)

  • 家族帯同者・高年齢ノマド・医療水準を重視する層

  • 出産・持病・予防もカバーしたい人

「World Nomads」が今回の比較に含まれない理由

医療保険を検討する際、World Nomadsという名前を耳にする方も多いでしょう。
実際、短期バックパッカーやアドベンチャートラベル向け保険としては非常に知名度が高いサービスです。

しかし、今回のノマドワーカー向け長期滞在保険比較においては、以下の理由からWorld Nomadsを除外しました。

  • 長期滞在向けではない
     → World Nomadsは「最大6ヶ月間」の短期旅行を前提に設計されており、1年以上の長期滞在やノマド生活にはあまり適していない(どちらかというと旅行保険の延長線上にある保険という認識が強い)

  • 保険料が割高になる傾向がある
     → 同等の補償内容を求めた場合、SafetyWingやIMG Globalと比較してコストパフォーマンスが劣ることが多く、ノマド生活における負担が大きくなりやすい点。

  • 補償対象国や対象条件に制限がある
     → 一部の国籍(日本国籍含む)では、オンライン申し込みが制限されていたり、渡航先によっては補償対象外になるケースもあるという点。

このため、長期滞在・多拠点移動を前提とするノマドワーカー向けには、ISJでは
より柔軟でコストパフォーマンスに優れた保険(SafetyWing、IMG Global、Cigna Global)を厳選してご紹介しています。

ノマド向け医療保険3社比較表【まとめ】

項目 SafetyWing IMG Global Cigna Global
対象 ノマドワーカー向け(月額制) 国際旅行者・ノマド両対応 長期海外生活者・定住型ノマド
主な補償 外来・入院・緊急搬送・一時帰国中もカバー 外来・入院・救急搬送・緊急歯科治療 外来・入院・手術・慢性疾患・予防医療
キャッシュレス対応 △ 条件付きで可(事前申請推奨) ◎ 事前連絡でDirect Billing可能 ◎ 世界最大級のネットワークで原則キャッシュレス
更新期間 月額更新(最大364日→延長可) 最長2年(プランによる) 年間契約・毎年更新
費用目安 月額45〜120ドル 月額50〜100ドル 月額150〜500ドル
一時帰国中の補償 ◎ 最大30日間補償あり △ 原則なし(追加オプション可) ◎ 帰国中も補償継続
おすすめタイプ 多拠点型ノマド
コスパ重視派
滞在型ノマド
コストバランス重視派
定住型ノマド
家族帯同・医療重視派
公式サイト SafetyWing公式 IMG Global公式 Cigna Global公式

ノマド向け医療保険3社比較表【まとめ】

ノマド向け医療保険の加入手順・注意点

医療保険選びにおいて、「どの保険がいいか」はもちろん重要ですが、それと同じくらい大切なのがスムーズな加入手続きと、注意点の事前把握です。
ここでは、ノマド向け保険に加入する際の流れありがちな落とし穴をわかりやすくまとめます。

📝 加入の基本ステップ(共通)

ステップ内容
① 情報収集公式サイト・比較記事で内容を確認。必要であれば無料見積もり取得(Cignaなど)。
② プラン選択自分の滞在予定・年齢・補償ニーズに合ったプランを選ぶ。
③ オンライン申込英語での申込フォーム入力。パスポート番号・現地住所・クレカ情報が必要な場合も。
④ 審査・承認SafetyWingなどは即時反映、CignaやIMGは見積もり承諾後に契約書が届く。
⑤ 保険証の受け取りPDF形式でEメール受信。プリント不要な場合が多く、スマホ保存でOK。

⚠️ 加入時の注意点

1. 既往症(持病)の扱いに注意

多くのノマド向け保険では、加入前から存在する**持病(Pre-existing condition)**は補償対象外です。
→ 持病がある場合は「対象外項目」として契約前に確認しましょう。Cignaなどは追加オプションで補償できる場合もあります。

2. 一時帰国中のカバーは保険ごとに異なる

  • SafetyWingは「Nomad Insurance」で30日間までカバー。

  • IMGは原則カバー外(帰国中の保険を別途検討要)。

  • Cignaは「グローバル保険」のため、国を問わず有効。

3. キャッシュレス診療の条件を確認

  • 病院に行く前に保険会社へ連絡し、事前承認を取るのが基本ルール。

  • 提携病院リストを事前に確認・保存しておくのがおすすめです。

4. ビザ取得要件と補償内容の一致確認

たとえば、タイの「DTVビザ」など一部の長期滞在ビザでは、最低補償額や保険会社の認定が求められることもあります。
→ 保険選びの前に、滞在国のビザ要件をチェック!

5. 申込後のキャンセル・変更条件も要確認

  • SafetyWingは日割り返金に対応(開始前のキャンセルも柔軟)。

  • IMGやCignaは「契約期間中の途中解約不可」「一部キャンセル料あり」のケースがあるので注意。

よくある質問(FAQ)

ノマドのスタイルによって異なります。ISJでは下記のようにお勧めします

  • 多拠点生活で低コスト/コスパの良い保険をお探し → SafetyWing

  • 滞在型ノマドで医療体制も確保したい → IMG Global

  • 定住型・家族帯同・手厚い補償を希望 → Cigna Global

渡航前の加入をおすすめします。
保険によっては「渡航後の申込み」も可能ですが、既に病気が判明していた場合は補償対象外となる可能性があります。
また、一部ビザ申請時には保険加入証明が必要なケースもあるため、出発前に余裕を持って加入手続きを進めましょう。

保険によって対応が異なります。

  • SafetyWingは90日ごとに30日間、一時帰国中の補償が自動で付いています。

  • Cigna Globalは原則として国を問わず継続的に補償。

  • IMG Globalは基本的に帰国中は補償対象外ですが、特約で延長可能な場合があります。

診療前に保険会社へ連絡し、事前承認を受ける必要があります。
CignaやIMGでは、公式サイトで提携病院を検索できるため、現地に行く前にリストを保存しておくと安心です。
SafetyWingは一部の病院のみ対応のため、基本は立て替え → 後日請求になるケースが多いです。

まとめ:ノマド生活の自由と安心を支える医療保険を検討する

海外ノマドとしての生活は、自由にあふれる一方で、予期せぬ病気やケガに対する備えが不可欠です。
旅行保険ではカバーしきれない長期滞在・医療・移動のリスクに対応するには、ノマド向けの医療保険が最適です。

本記事で紹介した3つの保険はいずれも、

  • 長期滞在可

  • リモートワーカー対応

  • キャッシュレス診療の可能性あり という点で、信頼できる選択肢です。

迷ったら「最初はスタンダードなSafetyWingから始めて、必要に応じてアップグレード」という選択肢もあります。
まずは一歩踏み出して、自分のノマドライフスタイルにぴったりな保険を見つけましょう。

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